ENDLICHERI☆ENDLICHERIの堂本剛くんがこの「ソメイヨシノ」の曲が出来るまで3年の月日がかかったと公式HPに書いてあります。

想いが強すぎてうまく着地が出来なかったと…



桜の花は本当とても綺麗です。私のIDの“sakurabi”の“sakura”は桜の花弁の色(桜色)が好きだからつけています。

そんな綺麗な花は1週間もすると散り急ぐのです…。

まるで涙のように...。

桜の木からすればそれは必然で、実を結び葉を茂らせ成長し、紅葉して落葉し、冬の寒さに耐えながら、また枝の先につぼみをつけるのです。

でも、それがわかっていても花が散るのは悲しいのです…。

この歌を聴いたとき、公園で一人ベンチに座り、桜の散ゆく姿を見ながら泣いていたのを思い出してしまいました。

そして、「あぁ、私と同じ感覚を表現してくれている」と思いました。

本当、言葉の一つ一つが丁寧に書かれていますよね。そして重みがあります。

たぶん“書いては消し”という作業を何度も何度もしたのだと思います。



また剛くんは母へ対する想いを語っています。

“「あんたとこの桜・・・あと何度みられるやろか。」・・・胸が破裂しました。”と。

私は1年前に結婚したのですが、高校生の頃から誕生日や年末などが来るたび、

「あと何回、家族と共に誕生日(年末)を過ごせるだろうか?」と思っていました。

彼氏がいても、家族と共に過ごす時間を大切にしていました。

結婚が決まっていた一昨年の暮れも、家族と共に新たな年を迎える事が出来ました。

と同時に「今回が最後」でもあったわけです。



…母が子に対する想い。子が母に対する想い。

楽曲紹介を読んだ後この曲を聴くと、ダイレクトに伝わってきます。

去年にこの「ソメイヨシノ」が発売されていたら、号泣です…。



こんな想いがいっぱい詰まった曲だから。

そして私の心の一番深い部分を突き刺した曲だから。

きっと一生好きな曲であり続けるでしょう。

この想いの強い曲を着地させて、発表してくれて感謝します。…ありがとう。





前回ちょこっと書きましたけど、この曲の歌が始まった冒頭部分

「この眼がこの滴を 零す意味を」の後のスネア(ドラムの太鼓)の「タタン、タン」という音が、涙が零れる音に聞こえませんか?

(ちなみに2番でも入っています)

たぶん違うと思うけど、私には涙の音に聞こえるのでそう思うことにします。

もしよかったら聴いてみてください。





今回のライブで剛くんはお母さんと桜を見にいけるのかな…?

忙しくて大変だと思うけど、ちょっとだけでも一緒に見ることが出来たらいいな...。

そう願わずにはいられません。